朝乃山が痛恨の「勇み足」で敗戦:大相撲春場所の最新動向トレンドまとめ
エディオンアリーナ大阪で開催されている大相撲春場所四日目において、元大関の朝乃山が宇良との対戦で自ら土俵を割る「勇み足」により敗れる波乱がありました。絶好の形から寄り切る寸前での失策に、会場や解説陣からは驚きと惜しむ声が上がっています。この敗戦により朝乃山の今場所の成績は2勝2敗の五分となりました。
要約 (TL;DR)
- 朝乃山が春場所四日目に宇良と対戦し、決まり手「勇み足」で敗北した。
- 攻め込んでいる最中に自らの右足が先に俵の外へ出てしまう痛恨のミスとなった。
- これにより今場所の星勘定は2勝2敗となり、中盤戦に向けて足踏み状態となった。
- 元大関として賜杯争いに絡むことが期待される中、もったいない1敗を喫した。
何が起きたのか
2026年3月10日、大阪市の大相撲春場所四日目において、西前頭筆頭の朝乃山と東小結の宇良が対戦しました。立ち合いから朝乃山が終始圧倒する展開となり、右四つに組み止めてから一気に土俵際まで寄り詰めました。誰もが朝乃山の勝利を確信した瞬間、行司の木村要之助が軍配を宇良に上げ、場内は騒然となりました。
原因は朝乃山の右足でした。相手を寄り切る直前、勢い余って朝乃山の右足のつま先が俵の外の砂に触れていました。自ら土俵を割ってしまう「勇み足」という、幕内では非常に珍しい決まり手での決着となりました。行司の木村要之助は「自分からははっきりと(足が出たのが)見えました」と語り、冷静な判断を下しました。
仕方ない。負けは負けです。
主な経過と詳細
朝乃山にとって「勇み足」での敗戦は、幕内では自身初の出来事となりました。解説を務めた浅香山親方(元大関・魁皇)も「万全の形だっただけに、非常にもったいない」と苦言を呈するほどの展開でした。朝乃山は今場所、初白星を挙げた際には「自分らしい相撲だった」と手応えを語っていましたが、四日目にして予期せぬ形で2敗目を喫することとなりました。
対戦相手の宇良は、土俵際まで追い詰められながらも、結果的に朝乃山のミスを誘い出す形となり、幸運な白星を手にしました。一方の朝乃山は、攻め急いだわけではないものの、土俵際での詰めが甘くなった一瞬の隙が勝負を分けました。
なぜ重要なのか
朝乃山は元大関という実績があり、常に優勝争いや三役復帰が期待される存在です。春場所は彼にとって非常に思い入れの強い場所であり、上位陣との対戦が続く序盤戦での星の取りこぼしは、後半戦の優勝争いに大きく響く可能性があります。2勝2敗という成績は、上位進出を目指す上で一歩後退を意味し、翌日以降の修正能力が問われることになります。
今後の展望
朝乃山は五日目、「三度目の正直」を期して次の対局に臨みます。連敗を避け、白星を先行させることができるかが今場所の成績を占う鍵となります。精神的な切り替えが重要視される中、翌日の取組内容に注目が集まっています。
用語解説
- 勇み足(いさみあし)
- 相手を土俵際まで追い詰めながら、勢い余って自分の足が先に土俵の外に出てしまうこと。非技(勝負結果の呼称)の一つ。
- 寄り切り(よりきり)
- 相手に体を寄せたまま、土俵の外へ押し出す決まり手。朝乃山が得意とする形。
よくある質問
朝乃山の勇み足とはどういう意味ですか?
朝乃山が相手を土俵際まで追い詰めながら、相手が外に出るよりも先に自分の右足が土俵の外についてしまったことを指します。このため、攻めていた朝乃山の負けとなりました。
今場所の朝乃山の成績はどうなっていますか?
四日目を終えた時点で、2勝2敗の五分となっています。初白星を挙げた後、この勇み足で痛恨の2敗目を喫しました。
なぜ行司はすぐに宇良に軍配を上げたのですか?
行司の木村要之助は、朝乃山の右足がつま先から俵の外に出た瞬間を間近で目撃していたため、迷わず宇良に軍配を上げました。ビデオ判定(物言い)を待つまでもなく明らかな判定でした。
勇み足はよくある負け方なのですか?
いいえ、幕内の取組では非常に珍しいケースです。特に朝乃山のような実力者が、万全の寄りの体制から勇み足で負けるのは異例のこととされています。
朝乃山の次の試合はいつですか?
翌日の五日目に行われます。2勝2敗の状況から勝ち越しを目指し、再び白星を挙げられるかが注目されています。