コモがナポリを2-1撃破、ホイルンド同点弾の5分後にドゥヴィカスが決勝点
日本の海外サッカーファンにとって、セリエA序盤の勢力図を読むうえで見逃せない結果となった。2026年8月30日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われた第2節で、コモがナポリを2-1で破り、今季リーグ初勝利を挙げた。ナポリはラスムス・ホイルンドのゴールで一度は追いついたものの、そのわずか5分後にアナスタシオス・ドゥヴィカスに決勝点を許し、ホームで今季初黒星を喫した。

なぜ注目を集めているのか
最大の理由は、開幕戦を勝利していたナポリがホーム初戦でつまずいた一方、昨季から存在感を強めているコモが強豪相手に勝ち切ったことだ。試合後の報道によると、コモは2試合を終えて勝ち点4、ナポリは勝ち点3となった。
ナポリは開幕節でジェノアに2-0で勝利していた。対するコモはウディネーゼと1-1で引き分けていたため、この直接対決で得た3ポイントは序盤戦の順位争いでも大きい。
試合で何が起きたのか
先手を取ったのはコモだった。アサネ・ディアオが左サイドでマティアス・オリベラをかわし、中央のマルティン・バトゥリナへ折り返す。バトゥリナが反転から仕留め、アウェーチームが先制した。
ナポリにもすぐ反撃の機会が訪れた。マッテオ・ポリターノのクロスからノア・ラングが頭で狙ったものの、シュートは枠を越えた。それでも前半30分、ポリターノの縦パスを受けたホイルンドが左足でゴールを決め、1-1に戻した。

しかしナポリが流れを取り戻す前に、コモが再び突き放した。同点からわずか5分後、ナポリ守備陣の対応が乱れたところをドゥヴィカスが逃さず、フリーの状態から決めて2-1。このゴールが最終的な決勝点となった。
ここまでに確認できていること
ナポリは4-3-3で入り、ホイルンドを中央に、ポリターノやラングを前線に配置した。コモは4-2-3-1を採用し、バトゥリナ、ディアオらがドゥヴィカスを支える形だった。試合前の情報ではナポリが勝ち点3、コモが勝ち点1でこの一戦を迎えていた。

後半、ナポリはボールを前へ運びながらも決定的な場面を十分に増やせなかった。ラングのプレーからオリベラがシュートを放つ場面もあったが得点には至らず、ラングは56分に交代した。
終盤には劇的な場面もあった。追加時間にスタニスラフ・ロボトカがこぼれ球を強烈に蹴り込み、一度は同点かと思われた。しかし、その前の攻撃でロレンツォ・ルッカがオフサイドと判定され、得点は認められなかった。結果としてコモが1点のリードを守り切った。
この結果が持つ意味
ナポリにとって問題なのは、単に勝ち点3を落としたことだけではない。同点に追いついた直後に再び失点し、後半も相手守備を崩す決定機を増やせなかった点は、今後の上位対決に向けた修正材料になる。開幕戦で無失点勝利を収めた後だけに、ホームで2失点した事実も対照的だ。
一方のコモは、敵地でナポリを破ったことで開幕2試合を1勝1分けとし、勝ち点4を確保した。試合前の対戦データでも両クラブは近年拮抗しており、この勝利は偶然の一撃ではなく、コモが上位勢に対しても勝ち点を奪えることを結果で示した形だ。
日本ではセリエAを追うファンにとって、優勝候補の成績だけでなく、コモのようなクラブがどこまで上位争いに食い込むかもシーズン序盤の見どころになる。第2節の段階とはいえ、ナポリとコモの勝ち点が逆転したことで、次節への関心も高まりそうだ。
次に何があるのか
コモは次節、2026年9月4日にジェノアと対戦する予定。ナポリは9月5日にインテルとの一戦を控えている。ナポリにとってはコモ戦で見えた守備の連係と攻撃の決定力を修正できるかが焦点になる。
コモはナポリ戦の勝利を一度きりの結果で終わらせず、次戦でも勝ち点を積み上げられるかが問われる。シーズンはまだ2試合だが、強豪のホームで得た3ポイントは、今後の戦い方に自信を与える結果になった。
よくある質問
ナポリ対コモの結果は?
コモがナポリに2-1で勝利した。ナポリはホイルンドが同点ゴールを決めたが、ドゥヴィカスの得点が決勝点となった。
ナポリの得点者は誰?
ラスムス・ホイルンドが前半30分に左足で決め、ナポリを一時1-1の同点に戻した。
コモの得点者は誰?
マルティン・バトゥリナが先制点を決め、アナスタシオス・ドゥヴィカスが2点目となる決勝ゴールを挙げた。
ナポリの終盤のゴールはなぜ認められなかった?
追加時間にロボトカがネットを揺らしたが、その前の攻撃でロレンツォ・ルッカがオフサイドと判定されたため得点は取り消された。
試合後の勝ち点は?
第2節終了時点でコモは勝ち点4、ナポリは勝ち点3となった。
リソース
この記事で引用された情報源と参考資料。
